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毎日の株価チェック、やめてみませんか?相場と丁度よい距離を保つ「3つの方法」

2025/5/27

 相場が大きく変動しているとき、必要以上に株価をチェックしてしまっていることはありませんか? 株価が気になって毎日見ていると、やがてストレスにつながります。今回は、投資から少し距離を置くための方法を三つ紹介します。マーケットとの距離感を考えるきっかけにしてみてください。

目次
  1. 運用は止めない!が、相場が気になる…
  2. 相場からの逃避方法…1.ひんぱんな株価チェックはやめる
  3. 相場からの逃避方法…2.仕事や趣味に集中する
  4. 相場からの逃避方法…3.「投資の学び」に時間を使ってみる
  5. マーケットとの距離感を考えるきっかけに

運用は止めない!が、相場が気になる…

 相場が急激にアップダウンしているとき、あるいは下落基調にあるとき、必要以上に株価をチェックしてしまうことがあります。

 冷静に考えると、レバレッジをかけず、買い注文で少額の積立投資をしている場合、資産がいきなりゼロになることはありません。しかし、下落のニュースがスマホに表示されれば、すぐに記事を読んでしまったり、何度も変動をチェックしてしまうことがあるかもしれません。

 このとき、しっかり考えてほしいのは、「焦って売らない」ことです。長期積立分散投資を基本戦略としている個人は、短期的な下落で損切りすることは好ましいやり方ではありません。むしろこの時期にも積立投資を継続していくことが重要です。

 しかし、投資初心者ほど相場は気になります。「運用を止めることはガマンできる」が「株価は気になってストレスである」という人に向けて、今回は相場から少し距離を置き、離れるためのささやかな逃避方法を三つご紹介してみます。

相場からの逃避方法…1.ひんぱんな株価チェックはやめる

 投資初心者にとって、株価をチェックしたり投資信託の基準価額をチェックすることは当たり前のルーティンかもしれません。

 私も投資デビューをした年は、何度も何度も株価チェックをしました。価格変動に慣れていないうちはそれも仕方のないことです。

 しかし、「あえて、株価チェックはしない」をしてみましょう。

 ベテランの個人投資家、特に積立投資をしている人は、昼間に株価チェックをしていないことがあります。それどころか資産残高のチェックもしないまま一週間を過ごしているような人もいます。

 今すぐに売却をしないのであれば、リアルタイムでの株価チェックは必要ありません。投資信託ならそもそも基準価額は1日一度の更新ですから、数分おきの株価チェックもいらないはずです。

 長期投資のスタンスであれば、ひんぱんな株価チェックを減らすことであなたの投資負担やストレス改善を図ってみましょう。

 併せて、SNSの投資系アカウント(特に激しい売買や騰落を誇示する系)をフォローから外してみるのもいいでしょう。

相場からの逃避方法…2.仕事や趣味に集中する

「株価を見るな」と言われても困るような人は、何か株以外に集中できることを見つけてみましょう。例えば、

仕事に集中する…ひんぱんな株価チェックで仕事に集中できていない人は、日中の株価チェックを禁じて、仕事に集中する自分を取り戻してみましょう。仕事のパフォーマンスを回復させれば、もしかすると人事評価アップ、年収アップにつながるかもしれません。

資格などの勉強に集中する…株価や為替、マーケット情報のチェックを減らした時間で、何か資格試験の勉強をしてみましょう。会社で資格給につながる資格なら最高です。あるいは数年先のキャリアアップを意識した資格を探してみるのもいいでしょう。

家族や友人との時間をつくる…投資に夢中になるあまり、家族との時間を削っていることはないでしょうか。スマホを見る時間を減らし、家族との時間や友人との時間を取り戻してみましょう。

趣味に没頭してみる…あっという間に数時間を使ってしまう趣味がある人は幸せです。帰宅したら、為替や経済ニュースのチェックを減らし、趣味の時間を確保しましょう。新作ゲームに夢中になればあっという間に時間は過ぎ去っていくでしょう。

相場からの逃避方法…3.「投資の学び」に時間を使ってみる

 最後の提案は、投資に関わるとしてもリアルで動く相場を眺めるのではなく、投資の学びに少し時間を使ってみることです。

 知識と経験がバランスよくあることで、あなたの投資スタンスには余裕が生まれます。投資については「スタート前」の学びはもちろんですが、「実体験を得た後の学び」がさらなるステップアップになります。

 ここではあえてYouTube動画「以外」での学びをおすすめします。配信動画は再生回数を稼ぐ必要があるので、しばしば内容が偏っています。サジェスト機能は便利ですが、自分の好みに偏った情報が多くなる問題もあります。

 かといって中立的な動画コンテンツはおもしろくないことが多く、初心者向けに寄りすぎです。となると、新たな投資の学びは読書ということになります。

 古典的な名著を手に取ってみるのもいいでしょう。また、ここでおすすめしたいのは、シンクタンクのレポートを読んでみることです。多くは無料で閲覧でき、内容的には尖った記事が含まれています。

 例えば、ニッセイ基礎研の熊紫云氏のレポートでは、新NISA(ニーサ:少額投資非課税制度)の年初一括投資と、積立投資はどっちが高成績だったかのデータ検証が興味深く読めました。各サイト、メルマガの登録などをしておくと新規コラムの通知が届いて便利です。

 私がよくアクセスするのは以下のようなサイトです。ご参考まで。

(五十音順)
第一生命経済研究所
大和総研
ニッセイ基礎研究所
日本総合研究所
野村総合研究所
みずほリサーチ&テクノロジーズ
三菱総合研究所
三菱UFJリサーチ&コンサルティング
りそな総合研究所

マーケットとの距離感を考えるきっかけに

 三つほど、投資から距離を置くアプローチを紹介しましたが、特に投資初心者ほど有効だと思います。

 必要以上のチェックは、結局売却しないのであれば実はあまり意味がなく、ストレスの原因になっているようなら、必要最小限のチェックに切り替えていくことが必要です。

 例えば人間関係も、適切な距離感というものがあります。付き合い始めの彼氏彼女とマシンガントークをしていたとしても、数年も付き合えば必要最小限のやりとりになるはずです。

「3分も返事がないなんて信じられない!」とアプリをずっとチェックするカップルが、時間をかけて「まあ今日中に返事くればいいか」のような距離感に落ち着いていきます。投資も同じように考えてみてください。

 相場が激しく上下動しているときこそ、そうした投資の距離感づくりのきっかけにしてみてはどうでしょうか。

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